足柄上鍼灸マッサージ師会は、神奈川県西部、足柄上郡と南足柄市の鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師免許を持つ有資格者によって構成されています。
古いことはよく分かりませんが、戦前は地域の視覚障害者によって作られた「足柄上郡盲人協会」として、幅広い活動を繰り広げていたようです。
昭和25年に「神奈川県鍼灸あん摩マッサージ指圧師会」の傘下に入り、活動は視覚障害者の福祉増強と地元の鍼灸あん摩マッサージ指圧師の業権養護の二つの目標を掲げ、「足柄上郡あん按摩マッサージ指圧師会」としての一面も持つようになりました。
昭和37年には、業師会としての会則を整備し、この資料からは本会に残されております。
昭和45年には、南足柄市が独立したため、本会も、足柄上郡と南足柄市に分かれて活動を行うようになりました。
その後、南足柄市の業師会は解散しましたので、その受け皿として再度本会があたりました。
そして平成11年に、本会の名称を「足柄上鍼灸マッサージ師会」と改め、名実ともに郡を越えて以前の足柄上地域(足柄上郡5町、山北町・松田町・開成町・大井町・中井町と南足柄市)を対象とすることになりました。
最近の主な活動としては、有資格者による安全で効果的なマッサージの普及と啓蒙のために、地域の公民館等との協賛による「家庭でできるマッサージ」講習会を開いております。(要望があれば、会員がチームを組んでうかがいます。)
また、地域での同業者の共通の技術や業権拡大のため、更なる同業者の入会を期待しております。会長 三鍋太郎